今回は鎌倉彫の職人さんに薗部産業さんの「めいぼく椀」へ漆塗りを施して頂きました。
■商品:めいぼく椀
■色:勝色(かちいろ)
■塗り方:塗り立て
「塗り立て」について
下塗り、中塗りと漆の塗りを重ねた後、顔料(色)を混ぜた漆で上塗りを行う。
仕上げの際に表面を磨かず、塗ったままの光沢を楽しむ。うっすら刷毛のあとも見え、味がある仕上がり。
「めいぼく椀」について
薗部産業さんの代表商品。
「現代の生活では味噌汁よりもスープを飲む人が多いだろうから、スープボウルをつくろう」という薗部社長の発案でこの丸みを帯びたデザインのお椀が生まれました。
そのデザインが評価され、1996年にはグッドデザイン賞も受賞されています。